リコッコ家のホームデコール雑記帖

旅して巡って、ボーホー・ラスティックな家

インテリア雑感を熱を込めて話そうと始めたら

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この記事の本題に入る前に、ちょっとだけ別の話題を。↑ 写真は、マッドルームの中。

泥まみれで(!)外から帰って来た子供たちの上着を掛けておいたり、家の中にその泥だらけの靴で入らずすぐさまそこで靴を脱げ(笑!)と促すのにちょうど良い場。表の玄関から帰宅せずに、裏庭に入ってマッドルームから、そのほうが何かと都合がいい。

マッドルームの用途や壁塗装に関する記事はすでにいくつか書いているので、興味があればどうぞ。 ↓

 

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19歳の頃。不動産会社を経営している伯父が、私に突飛な提案をしてきた。20歳になったらバヌアツ共和国に家を買わないか、と。

小学生になる前から、週末の朝は赤ペン片手に新聞に折り込みの住宅チラシに見入っていた私だ。やがて伯父の仕事場に遊びがてら出入りしては、裏事情に耳を澄ませてもいた。伯父は、私が近所の椅子工房を毎日のように覗いているほど家具に執心しているのも知っていた。

 

その模様の一端は、記事『安価な絵の具で椅子を再生して付き合いを深め中』で。 ↓

 

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だから伯父にしてみればそれほど突飛な提案をしているという気はなかったのだろう。私のほうは不動産にはとてつもない関心があるながらも、自分の家となると30歳頃に買えればいいかななどと漠然と考えていた。

そのバヌアツ共和国の物件について聞いてみると、まず予算的には問題なし。借り入れもせずに所持金だけでどうにか賄えそうではないか。まったく予想もしていなかったことが途端に現実味を帯びてきた。

すでに出来上がっている家、建設中の家、これから着手されるという土地、それらに関する書類と、現地で撮って来たという立地や詳しい内覧のビデオを見せてもらった。第一声としては、惹かれる、だ。望んでいる家ではないが、価格からすると利点が数え切れないほど浮かぶので良し。

しかし膨らみきった買い気を萎ませるのに十分な気に障る点が、ただひとつある。それは、屋根の傾斜だ。この屋根の傾斜はどうにかならないの?と別の提案で再三交渉を試みたが、望むようには事は運ばなかった。

 

前のめりで関心を示したくなるこの類のことを何度か経験し、時には買う気満々で現地まで足を何度か運んだ。その度に、金額的には得する結果に至るとわかってはいても自分の中の譲れない点によって断念してきた。

だけど机上の空論では得られない身に沁みる実感は、きっちりはっきり存在するんだよね。いくら学んでも研究してみても、その上でこれが最良案だ最高だと判断したとしても、自腹を切った金を投じてこそ得た答えには敵わない。それは確かにあること。

そんなこんなで、伯父から唆された(いや、懇意で提案されただろ)のを機に、漠然と30歳を待たずとも家を購入してみようかという気になっていった。そこにあったのは好奇心と探究心で、家が欲しいという物欲そのものは薄かったと記憶している。

それは今もそれほど変わりはなく、好奇心と探究心の塊で家とは向き合っていて、家そのもの以外で暮らしぶりなどに不都合が生じたのに意地でも所有し続けるという気持ちはさっぱりない。常に好ましい方へ転がるのを選ぶ。

そう言うのを実際に体現していて、土地柄や気候の異なる数か国に及んでこれまで何度か買い替えてきた。ああだこうだと規格なしに雑談ながらも真剣に情報交換をするには、在住した経験があるではなく、(責任が貸主にある賃貸ではなく)自ら購入して住んでみた、この点が重要としている。

体系的にも専門的にも私が遠く及ばない知識を持つ方々はいくらでもいるが、私が実体験として積み重ねた体感はけっこうな充実度で貴重な情報でもあると思っている。

 

そういうわけで、その貴重な情報は有価物なので個人的には交換するけれど、このブログ上ではやらない。

すると、うっかりここを覗いてくれた方々からしたら、なんだよ、オシャレぇとお世辞にも言えないほとんど興味持てないインテリアのデコール話ばかりかよ、少しも参考にならないなという反応または即閉じになるだろうが、これからもこのブログはオシャレぇから離脱・脱落のこの片隅路線でいく。