リコッコ家のホームデコール雑記帖

旅して巡って、ボーホー・ラスティックな家

1階のトイレ装飾案はアフリカの面(マスク)から始まった

f:id:ricohoney:20180304080307j:plain

 

 

アフリカ大陸の西部にベナン共和国という国がある。フランス語が公用語で、国境は4か国、トーゴブルキナファソニジェール、ナイジェリアに接している。

何年か前のことになるが、そのベナン共和国に家族の者が長期滞在していた。その時に買って帰ってきたのが、この面だ。薄く打ち延ばした金属に細かい細工が施されて木彫りの面に重ね付けられている。木彫り好き面好きな私にとっては、その形状も色も金属重ねの細工もすべてが魅力的で堪らない。これは長らく彼の事務所に飾られていたが、新居に移るのを機に私の願い叶って満を持して我が家へと。

暫くぶりに見た瞬間に閃いた。これの行き先は、トイレだなと。新居に移ってきてから1か月。何のテーマも無いままにトイレ空間は存在していた。トイレはひとつの小さい部屋である。それがあまりにも殺風景だからと、白い棚を設置して、持ち合わせていたLEDライトを据えたキャンドルホルダーを2つ置いてみた。トイレという広くはない空間において、ゆらゆらと揺れる2つの炎の影はそれはそれでなかなかに良いのだが、心情的にはぴたりと来ていなかった。何故これなのかに対する答えが明解(明快)ではない。そんな時、物足りなさを感じて居た堪れなくなる。

『1階トイレに棚を付けてキャンドルホルダーを』。 ↓

 

ricodecor.hatenablog.com

 

 

それをこの面が打破してくれるのだ。善は急げで、面に合わせる照明を用意しよう。ベナン共和国の面が主役なのはもちろんなのだが、アフリカそのまんま前面の雰囲気にしては他の部屋空間との釣り合いや馴染みが宜しくないだろう。来客が使う1階トイレであるからして、唐突なアフリカ色が度を過ぎてあまり驚かせてもいけない。あくまでも北米に暮らす我が家が遠いアフリカを想えば、というその程度の押し出し差し引きで上手く収めたい。

 

乾燥した大地と砂埃、布や壺など生活用品の鮮やかなパターン模様、刺すように激しく照りつける太陽を漆黒の夜に再現して魅せるような松明の炎。そんなものをまずは思い描いた。

そこまで明確になれば、早い、速い。普段からどの店でどんなものが扱われているのかを把握するのを楽しんでいるホームデコール熱狂者の私なので、どこへ向かえば予算内で求める物が手に入るのかはすぐにわかる。それではとタクシーで乗りつけ梯子して買ってきた。

 

出来た。買ってきた物にちょっと手を加えて、設置完了。

 

f:id:ricohoney:20180304080400j:plain

 

ここぞの位置に、いざ面を据える。トイレ室内の吊り下げライトを灯せば、こんなふう。実際はもっと味わい深いのだが、全体の写真映りが素っ気なく平面的だな。赤いパターン模様格子のランタンは、陶器なのだがプラスチック製か何かに見紛うくらいの写りだもんな。

 

f:id:ricohoney:20180304080421j:plain

 

そして、天井からの吊り下げライトを消して、2つのランタンの中のLEDブロックキャンドルだけを灯したら、こんなふう。で、まずはこの時点では満足。

 

f:id:ricohoney:20180304080443j:plain

 

 

1階のトイレ装飾はこれで終わりではない。右にある鏡に映り込んでいる壁面(扉側)を塗り直すのだ。